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シャッフルは山札のカードの順番を崩し、ランダムにするための行為です。対戦前や山札を見たあとに行い、また自分がシャッフルしたあとは相手にもシャッフルしてもらって不正が無いことを確認してもらうのがマナーです。 本項では基本的なシャッフルの種類とそのやり方を紹介します。 ・ヒンズーシャッフル ・ショットガンシャッフル ・リフルシャッフル ・押し込み ・カット ・リバースシャッフル |
・ヒンズーシャッフル
山札を片手で持ち、もう一方の手で下からカードの束を抜きとって上へ重ねていくシャッフル。トランプを切る時などに通常行われるシャッフルです。 ある程度の効果がありますが、対戦前などしっかりシャッフルしたい場合はこれだけでは不十分です。 ・ショットガンシャッフル(○枚切り) トランプでカードを取り分ける時のように、一枚ずつカードを取り分けて山を作っていき、最後に集めて一つの山にまとめます。このとき作る山の数によって、10枚切りや7枚切りと呼ばれる事もあります。 少々時間がかかりますが、トレーディングカードゲームでは対戦前などに通常行われるシャッフルです。 ・リフルシャッフル 二つに分けた山札を両手に持ち、向かい合わせて人差し指と親指を使って1枚ずつ重ね合わせていく。言葉にするよりも、マジシャンがトランプをシャッフルする光景を思い出した方がわかりやすいかもしれません。 完全なリフルシャッフルの場合、2枚切りと同じ効果になります(順番は逆になる)。 シャッフルとしての効果は高いのですが、カードが痛むためにあまりお勧めできません。 ・押し込み 山札を二つに分け、側面から押し込んで一つの山に戻します。リフルシャッフルと同じような効果があります。 カードを痛めやすいため、人のデックには行わないようにしましょう。 ・カット 山札をいくつかにわけ、順番を変えて元に戻します。主に対戦中に相手のデックに対して行い、山札の一番上を操作していない事を確認するために使われます。 ・リバースシャッフル ショットガンシャッフルをある法則に沿って2回行うと、シャッフルする前の並び順に戻ってしまう事があります。 その法則とは 1.2回目のシャッフルの山の数を(デックの枚数÷1回目の山の数)個で行う 2.分けた山を戻す時に最後に置かれた山から順に、一つ前の山に重ねていく(図を参照) 特に重要なのは1番です。2番は多少無視しても、元の並びに近い順番になります。 余りが発生したときは完全に元には戻せませんが、やはり元の並びに近い順番になります。 文章だけではわかりづらいと思います。一度試してみると良いでしょう。32枚のデックなら8枚切り→4枚切りや12枚切り→16枚切りで試す事ができます。
ショットガンシャッフルを2回行う場合はリバースシャッフルにならないように注意しなければなりません。また悪意を持って相手のデッキにリバースシャッフルを仕掛けてくる可能性もあります。注意しましょう。 しかし、相手が積み込みを行っている場合は有効な対策手段となります(本来その目的で考えられたそうです)。 |